奈良のたからもの
![]() | 奈良のたからもの―まほろばの美ガイド 石村 由起子 (2007/02) 集英社 この商品の詳細を見る |
「仕事の用事で県外に行った帰り、
近鉄電車から平城宮の朱雀門が見えると
「ああ、帰ってきたなあ」と
ひとりでにつぶやいてしまいます。」
「はじめに」の、そんな言葉で始まる『奈良のたからもの』。
去年、一昨年と、近年では二度訪れただけの私でさえ
近鉄から見える一面草はらに建つ朱雀門のある風景は、
なつかしい・・・と思ってしまう、奈良のふしぎ。
その若草色の草原に、ぽつぽつと淡いピンクの桜並木が並ぶ、
やさしい春の景色が大好きです。
本のなかで紹介されている場所やものや行事は、
ほとんどがガイドブックに載っているものです。
でも、奈良の素敵なカフェ『くるみの木』や、
秋篠のゲストハウス『ノワ・ラスール』のオーナーである、
石村由起子さんの本だけあって、
奈良への愛情が伝わってくる、やさしい文章です。
秋篠寺の技芸天もでてきて、懐かしくなりました。
(技芸天はほんっっとに素敵です、、、苔もとっても美しいお寺)
惜しいのはカラー写真が少ないことかな。
でも、あの奈良のゆったりした空気に浸れて
またたずねていきたくなります。
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