Biblioteca *ビブリオテーカ*

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前世への冒険

前世への冒険 ルネサンスの天才彫刻家を追って 前世への冒険 ルネサンスの天才彫刻家を追って
森下 典子 (2006/09/05)
光文社
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先日、光文社から包みが届き、なんだろう?と思って開けてみたら
この本がでてきて、びっくりしました。
95年に出版された『デジデリオ ラビリンス 1464、フィレンツェの遺言』が
『デジデリオ 前世への冒険』という文庫になったのが2000年。
そして今また『前世への冒険 ルネサンスの天才彫刻家を追って』と改題されて
知恵の森文庫になりました。

『日々是好日』の著者でもある森下典子さんが
前世はルネサンスの天才彫刻家、デジデリオ・ダ・セッティニャーノだと言われ
フィレンツェまで行って、彼の人生を追うルポルタージュで
出版当時、夢中になって読み、
友人に勧めては、皆を夢中にさせていました。
あのころはまだ「前世」なんて言葉は、今のように受け入れられていない頃でしたから
10年ちょっとでずいぶん時代は変わったな〜、と思います。
その時代の反映か、「前世への冒険」というサブタイトルが前面に出てきたのも
興味深いことですね。

この本を読んで、フィレンツェに行って、
本の中に出てくるさまざまな場所や作品などを巡ってきました。
そのことをHPで公開していましたら、
森下さんご本人と、本の中にも出てくるNさん
(フィレンツェで森下さんをサポートされた日本人芸術家のかた)が私のHPを見てくださり、
直接メールをいただいてビックリしたことがあります。
その後、おふたりには別々にではありますがお会いすることができ
なんとも不思議なご縁を感じることになりました。
きっと、私もフィレンツェの工房で使いっぱしりでもしていたかもしれません。

今回の文庫は、すこし図版も入れられて
より興味深くなっていると思います。
デジデリオの恋人だった人物の生まれ変わりと言われている方との
今生での出会いも、あとがきに少しだけ触れられていたりして。

イタリアがお好きで、まだ読んだことがないという方はお薦めです。

薔薇の名前

薔薇の名前 特別版 薔薇の名前 特別版
ショーン・コネリー (2006/07/14)
ワーナー・ホーム・ビデオ
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好きな俳優というのは特別いるわけでもないのですが
一人あげるとすれば、ショーン・コネリー。
彼がフランチェスコ派の修道士を演じているのが
世界的大ベストセラー、ウンベルト・エーコ原作の『薔薇の名前』。
今さらわざわざ紹介することもないと思うのですが
テレビ放映でしか観たことがないのだけど、ものすごく好きな映画です。

ショーン・コネリー演じるバスカヴィルのウィリアムと弟子のアドソは
会議のために訪れた北イタリアのベネディクト派修道院でおこる連続殺人事件に巻き込まれます。
中世の修道院のオドロオドロした雰囲気と
よくぞこれだけ集めたといえる不気味な脇役の修道士たち。
ホラー映画は大嫌いですが、この映画の修道院のオドロさは大好き(笑)。

この修道院では笑いが禁じられていますが、
「フランチェスコ派は笑いに寛容」という話題も出てきます。
笑うと心が晴れてしまって、神を畏れなくなる、という理屈だったか?
正確に覚えていませんが、教会が人の心に恐怖を植え付け、
信仰させようとしてきたこともかいま見られるような気がします。
(そういう意味でも、フランチェスコ派は素晴らしい・・・彼が笑いを禁じるはずはありませぬ)
ちなみにカサーレのウベルティーノという修道士が出てきますが
この人はフランチェスコ会厳格主義派(スピリトゥアーリ)に実在していた人です。

ちゃんと観たくなってしまったのでDVD買おうかしらん。
原作も読み返したいです(じつは上巻でくじけた・笑。でも面白いんですよ)。

薔薇の名前〈上〉 薔薇の名前〈上〉
ウンベルト エーコ、ウンベルト エーコ 他 (1990/02)
東京創元社
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フィーメンニンは謳う

fi1.jpg フィーメンニンは謳う (第1巻)
山口 美由紀 (2002/09)
白泉社
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fi2.jpg フィーメンニンは謳う (第2巻)
山口 美由紀 (2002/09)
白泉社
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お初にコミックスです。まあ、たまにはいいですよね。
平成2〜3年に「花とゆめ」で連載されていたようで
当時学生だったお若い方(私はちがう・笑)なんかは、
もしかしてリアルタイムで読んでた方もいらっしゃるかもしれないですね。

リーナというフツーの女の子が、妖精界にいって
妖精の女王を育てるお役目を担わされる、というお話で
闇の魔物たちと戦ったりするファンダジーもの。
絵もかわいいので(今とだいぶ違う、、)
「ザ・少女まんが」という感じなのですが
なにが素晴らしいかって、光と闇のことがきっちりとツボを押さえて描かれているところ。
光と闇=善と悪、なのではなく
なぜ魔物になってしまった人たちが
闇に取り込まれてしまったのか、そこのところもちゃんと描かれています。

「誰だって『闇の心』は持ってるさ。
 『光の心』しか知らない奴なんか それこそ未完成品だ。
 そのどっちが勝つかは本人次第だけどな」

というセリフを言わせているのが素晴らしぃ!(パチパチパチ)
そしてやはり、昔は人間の世界と妖精たちの世界はつながっていて
精霊たちと暮らし、自然に宿る聖なる力を敬っていたけれど
いまはみんな、それを忘れてしまった、、
ということも描かれています。
子供でも楽しく読めるのに、テーマはとても深い。
子供を描くのが上手な人なので、
まだ赤ちゃんの妖精の女王、ミルッヒがすごく可愛いです。

この山口美由紀さんという作家さん、
私はかねてから、ご本人かあるいは身近な人がサイキックなのではないかな、と
思っていたりします。
そういう力を持ったキャラクターが多いのですよね。

きたのじゅんこさんの本

聖なる森の物語 聖なる森の物語
きたの じゅんこ (1996/05)
白泉社
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FAIRY GARDEN―妖精の花園 FAIRY GARDEN―妖精の花園
きたの じゅんこ (2000/07)
新書館
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翼の国へ―きたのじゅんこベストセレクション 翼の国へ―きたのじゅんこベストセレクション
きたの じゅんこ (1999/08)
小学館
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きたのじゅんこ自選画集 きたのじゅんこ自選画集
きたのじゅんこ (2004/08/10)
中央公論新社
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きたのじゅんこ 光と色のファンタジー 水彩色鉛筆画入門 魔法のテクニック きたのじゅんこ 光と色のファンタジー 水彩色鉛筆画入門 魔法のテクニック
きたの じゅんこ (2003/10)
朝日出版社
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きたのじゅんこさんは昔から好きで
でもポストカードブック1冊しか持たないまま・・でした。
もうずいぶん絶版になってしまった画集もあるようなんですよね。
とりあえず、引っかかるものを並べてみました(笑)。

きたのさんの絵はとにかく繊細で美しくて
天使や妖精、星の精など、目に見えない存在たちが描かれていますが
この方の絵を見るたびに、その物語性の深さを感じて
「こんなふうに絵が描けたら、どんなに楽しくて幸せだろう」と
なぜかそんなことを思うのです。
「こんなふうに描けたら」、
自分は描きたい世界が本当にたくさんあるような気がするのです。
そんな、自分の記憶の奥にある扉が開きそうになってしまう絵なのです。

いま、森にとっても惹かれているので
『聖なる森の物語』は、もうタイトルからして欲しいと思います。
『自選画集』を買おうという方は、お値段に気をつけてくださいね、
ケタが違いますから(笑)。

『きたのじゅんこ 光と色のファンタジー 水彩色鉛筆画入門 魔法のテクニック』は
こんな風に描いていたのか、とテクニックがわかって楽しいです。
描き方だけではなく、ちゃんと作品のページもあるので
見るだけでもうっとり。

A Deluxe Book of Flower Fairies

A Deluxe Book of Flower Fairies A Deluxe Book of Flower Fairies
Cicely Mary Barker、Anna Trenter 他 (2003/09)
Frederick Warne & Co
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Flower Fairies: Postcard Book (Flower Fairies S.) Flower Fairies: Postcard Book (Flower Fairies S.)
Cicely Mary Barker (2002/10)
Frederick Warne & Co
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Flower Fairies Journal (FLOWER FAIRIES) Flower Fairies Journal (FLOWER FAIRIES)
Cicely Mary Barker (2006/02/02)
Frederick Warne
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Cecely Mary Barkerのフラワー・フェアリーの豪華本(一番上)を買ってしまいました。
むかし、森永ハイクラウン・チョコレートについていた妖精のカード、
好きでたくさん集めていたんですよね。

この本は、フェアリーの絵と詩の他に、その植物についての解説が載っていて
やさしい英語なので、私のへっぽこ読解でも辞書があればなんとかわかって嬉しいです。
ノスタルジックなシシリーの絵が懐かしく、誌面のデザインも装丁も素敵。
妖精たちはほんとに可愛いし、植物画としても楽しめます。
今飲んでいるフラワーエッセンスの花の妖精ちゃん(?)は
特に親しみを感じてしまいました(笑)。

洋書で、ほぼオールカラーなのに1700円代(amazonで)という値段で
267ページというブ厚さはちょっと驚きです。

ポストカードブック(中)は大判で、30種のカードがブックになっています。
初めて見る絵もあって、見応えもあり大満足。おすすめです。

コラージュされたような中身のペーパーバック(下)も気になっています。

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