Biblioteca *ビブリオテーカ*

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フィーメンニンは謳う

fi1.jpg フィーメンニンは謳う (第1巻)
山口 美由紀 (2002/09)
白泉社
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fi2.jpg フィーメンニンは謳う (第2巻)
山口 美由紀 (2002/09)
白泉社
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お初にコミックスです。まあ、たまにはいいですよね。
平成2〜3年に「花とゆめ」で連載されていたようで
当時学生だったお若い方(私はちがう・笑)なんかは、
もしかしてリアルタイムで読んでた方もいらっしゃるかもしれないですね。

リーナというフツーの女の子が、妖精界にいって
妖精の女王を育てるお役目を担わされる、というお話で
闇の魔物たちと戦ったりするファンダジーもの。
絵もかわいいので(今とだいぶ違う、、)
「ザ・少女まんが」という感じなのですが
なにが素晴らしいかって、光と闇のことがきっちりとツボを押さえて描かれているところ。
光と闇=善と悪、なのではなく
なぜ魔物になってしまった人たちが
闇に取り込まれてしまったのか、そこのところもちゃんと描かれています。

「誰だって『闇の心』は持ってるさ。
 『光の心』しか知らない奴なんか それこそ未完成品だ。
 そのどっちが勝つかは本人次第だけどな」

というセリフを言わせているのが素晴らしぃ!(パチパチパチ)
そしてやはり、昔は人間の世界と妖精たちの世界はつながっていて
精霊たちと暮らし、自然に宿る聖なる力を敬っていたけれど
いまはみんな、それを忘れてしまった、、
ということも描かれています。
子供でも楽しく読めるのに、テーマはとても深い。
子供を描くのが上手な人なので、
まだ赤ちゃんの妖精の女王、ミルッヒがすごく可愛いです。

この山口美由紀さんという作家さん、
私はかねてから、ご本人かあるいは身近な人がサイキックなのではないかな、と
思っていたりします。
そういう力を持ったキャラクターが多いのですよね。

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